第2話 ノット+アイ通し
皆さんは、フライとティペットの結び方どうやっていますか?
そして一番大事なのがアイにティペットを通すことです。
中年過ぎると中々アイにティペット通すのが大変な作業になっていませんか?
あたり一面ライズだらけで「ガポッ」という良い音がするたびに目がそっちを見てしまうこと。
自分もこれに慣れるのに何10年もかかりました。未だに見てしまうとき多々ありです。
精神的にもあまり良くなく、ストレスの要因にもなりそうです。
アメリカのフライフィッシングガイドと夜に釣りから帰ってきたらたまに
BARに飲みに行ってました。その時はもう客とガイドという立場では無く、
釣り友達というシュチェーションで飯食ったりビール飲んだりなんて騒ぎに行くこともあります。
その時に、「フライのアイにティペットが通らなくてさ、どうやっているの?」
片言英語で聞いてみたのです。ガイド君は、「違うよ ! ティペットにアイを通すんだよ」
えっ同じだろと思っていたし、
英語だから同じでは無いかと不思議そうにまた聞くとガイド君が言い張る。
それでは、教えろよとお願いしたんだ。
そうすると、まず利き手はどっち?たぶん今日1日釣りしてたの見ていたから「右」と
向こうから言われました。「正解」と答えるとフライは、どっちの手持つ?
まぁ通常であればフライは左手で持って右でティペットは右手で通すでしょ。
いきなり「ブーー」のダメ出しなんです。
まずティペットを左手に持って、右手にフックをが第一段階です。
ティペットは挟んだ指から1cmぐらい出しておく、そこにフックアイを近ずけて行く。
ティペット1cmだから7xでもピンと立っているわけ、
右手にティペットを持つと先端がクネクネして全く入らないわけ、
まぁ一度明日やってみてくださいと言われ「よし」と意気込みました。
慣れるとほとんど見ないで通る時もあるよ。
また通った瞬間に指を閉じると通ったティペットが
抜ける心配もなくなる凄いやり方なんだけど本やDVDなんかで紹介されないのは
釣り人の宿命だろうって言ってました。
本や雑誌にでるのは、考えた人がたっぷり試してから3年後ぐらいに紹介されるわけ
だからみんなガイドを毎年頼むわけ、もちろんポイントも特別なところへ案内もするわけと
ビジネスの話になってきました。
でも、日本でもこの話したことないし聞いたこともない。
もちろんガイド君達の意見は大切にしておきました。
あれから30年今公開したわけです。多分こんなことかと思います。(笑)
慣れるととんでもない武器になります。使い過ぎにご注意して下さい。(笑)


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